めぐり逢うことばたち

短詩・樹花たまには歴史の歳時記 by かぐら川

2005年03月10日

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さるさる日記
■2005/03/10 (木) 藍染川の蓮見橋

三島霜川の小説に『はんけち』という短編があります。
明治34年9月に「新小説」に発表されたものですが、この小説の舞台になっているのが、不忍池湖畔の蓮見橋で、背景に池ノ端七軒町から(おそらく)根津宮永町にかけての明治の町があります。

今はもう、藍染川も“蓮見橋”もなく、橋のあったあたりは池之端二丁目の交差点になっているようですが、この辺りは霜川が東京に出てきた最初の頃住んでいたところと重なります。いずれ現地を訪れてみたいと思っています。

(明治・大正期の文学を考える上で欠かせない春陽堂の文芸雑誌「新小説」についても、基礎的なことを少しずつ調べたいと思っています。)

〔追記〕
「大宅壮一文庫」等の解説によると、
《新小説》は、明治29年7月27日(1896)に創刊され、昭和2年まで発行されたようである。(M22〜23にも同名の雑誌が発行されており、M29年以降のものは、第二期「新小説」というらしいですね。)
http://www.oya-bunko.or.jp/soukan/cdzasshim.htm

なお春陽堂のHP(http://www.shun-yo-do.co.jp/index.html)で、「春陽堂物語」が連載中でした。
http://www.shun-yo-do.co.jp/series2.html

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