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■2005/03/19 (土)
メモ/霜川・秋声・鏡花と一葉 |
先日、三島霜川と樋口一葉について、「二人に交渉はまったくありませんでした」と書きましたが、確かに霜川が文学を志して上京したのが1894(M27)ですから、すぐに一葉に会う機会もなかったことは当然といっていってよいでしょう。
しかし、その翌年には金沢出身の徳田秋声と知り合うことになるのですから、霜川は必ずしも一葉とまったく無縁の場所にいたわけでもなさそうです。
霜川が親しくつきあうようなった秋声と一葉は面識があったのです。
霜川に先立って桐生悠々と上京し(1892.3/M25)、二度目の上京(1895.1)で博文館の社員となっていた秋声は、『通俗書簡文』の打ち合わせ?に、本郷丸山福山町に一葉を何度か訪ねているはずなのである。(1895.8〜.9?)
ところで、秋声は先に上京(1890.11)していた同郷先輩の泉鏡花を訪ね、紅葉の門に入ったのですが、その鏡花が一葉を訪ねたのは、一葉の亡くなった1896年のことのようです。(そのときのことを書いた鏡花の書簡があったはずです。)
〔追記〕
どうも私の思い違いがあるような気がします。『通俗書簡文』の打ち合わせに一葉を訪れたのは、秋声ではなく鏡花の方かもしれません。
いずれにせよ金沢出身の同郷、同門(紅葉門下)の鏡花と秋声は、それぞれに夭折した一葉の晩年に本郷丸山福山町をなんどか訪ねているのです。
〔追記/2005.9.19〕
明らかな間違いを訂正しました。なお、この続稿ですが、別稿として「一葉、鏡花、秋声」を書き出しました(9/14〜)。
できるだけ正確に事実を追ってみるつもりですが、どうなることでしょう。
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