めぐり逢うことばたち

短詩・樹花たまには歴史の歳時記 by かぐら川

2005年10月31日

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さるさる日記
■2005/10/31 (月) 本郷台の空橋(からはし)

かねたくさんのブログ「新・読前読後」(10.22)によれば、「近代建築の好奇心 武田五一の軌跡」展が、文京ふるさと歴史館で開催されている由。
そこに、本郷台に刻まれた小谷?に架けられた清水橋(空橋)の設計図も――「伽羅橋」という名で――展示されていると言います。

「空橋」は、一度訪れたくて夢にまで見ている橋です(大げさですが)。

一葉の図書館帰りのエピソードは有名ですが、徳田秋声にちなんだ場所でもあります。
秋声が森川町1番地に移る前、しばらく空橋付近に住んでいた(M37.8?〜M39.4?)というのです。が、野口冨士男さんの詳細な秋声年譜にも、最近の年譜にも「清水橋(空橋)付近」とあるだけでその具体的な地番が明記されていません。
おそらく野口さんなどは、辺り一帯を“くまなく”尋ね歩かれたはずですから、その時判明しなかった「空橋付近」を今、確定することは難しいのでしょうね。

以下、秋声年譜――野口さんの年譜と和座幸子氏の年譜――より。

M34.5〜34.12・・・本郷区向ヶ丘弥生町(三島霜川と同居)に下宿。〔*1〕
M35.4月末〜・・・・小石川区小石川表町108番地〔*2〕に、大阪から帰って住む。 
M37.4・・・・・・・・小石川関口辺に移り、秋声のみ菊坂に下宿
M37.8?〜M39.4?・・・本郷区森川町清水橋付近に移る
M39.4?〜・・・・・・小石川区富坂に移る
M39.5?〜・・・・・・本郷区森川町1番地(のちに124番地、現:本郷6−6−9)

*1=この「向ヶ丘弥生町」の番地も不明です。当時、この辺りに下宿屋があったとすればどの辺なのかを、さまざまな資料からさぐりたいと思っていますが、手つかずです。
*2=第四高等中学校の同窓太田四郎の勧めで、同窓の田中千里が建てた家を借り差配を兼ねて入居。夏頃まで霜川同居。小澤はまと暮らし始め、二人の子生れる。太田四郎や田中千里も寄宿。秋声の甥(姉きんの次男・俊次郎)も同居。

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