めぐり逢うことばたち

短詩・樹花たまには歴史の歳時記 by かぐら川

2006年01月20日

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さるさる日記
■2006/01/20 (金) 霜川と露風(3)

霜川と露風の出会いについて調べようと思って図書館から借りだした森田実歳『三木露風研究―「廃園」の成立』(明治書院/1977.5)と和田典子『三木露風赤とんぼの情景』(神戸新聞総合出版センター/1999.11)を、碌々読まずに返すことになりました。

で、また自分のための備忘録と落書きのみ。。。。

和田さんの本の巻末「三木露風年譜」は要点を押さえたもので、露風には踏み込めなかったものの年譜をながめる楽しさを味わいました。
(余談ですが、いずれ私の好きな年譜のベスト集をつくってみたいものだと思っています。見ているだけでその時代へのイメージがふくらんできたり、あるいは知りたいことが出てきてほかの人の年譜と並べてみたくなるような凝縮と拡散の思考をうながす力をすぐれた年譜は持っているように思われます。いい年譜に出逢える愉しみは私にとって得難いものなのです。)

いずれ、霜川・露風の出会いに関わる明治37年(1904)16歳の“岡山県和気郡伊里村(現・備前市)〕閑谷新田の市立中学校閑谷黌に転学し、寄宿舎に入る。”あたりから、明治42年(1909)21歳の“9月5日、第二詩集『廃園』刊行。同年3月刊行の北原白秋詩集『邪宗門』と並び称される。”までの年譜を紹介しながら露風と霜川の動きを追ってみたいと思っています。

ここでは霜川に直接関係のある項目のみ摘記しておきます。
【明治39年(1906)18歳】
9月、美濃新聞を退社して、23日に上京する。本郷駒込動坂町105、三島霜川方に寄遇する。
【明治40年(1907)19歳】
3月、相馬御風・人見東明・加藤介春・野口雨情らと早稲田詩社を結成する。5月7日、早稲田大学高等予科文科に入学。9月28日退学。11月、小石川雑司ヶ谷87の目白館に移る。

ここに、この頃の三島霜川の居所が「本郷駒込動坂町105」と明記されているのです。が、そこが今まで霜川の年譜に木戸孝允の邸内と書かれていた場所と同一なのかどうか知りたいところところです。それよりも森田実歳さんの本に「本郷駒込動坂町105」にまつわる少し謎めいた(?)記述もあるのです。
その紹介もいずれ。

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