めぐり逢うことばたち

短詩・樹花たまには歴史の歳時記 by かぐら川

2008年04月09日

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さるさる日記
■2008/04/09 (水) 霜川、醒雪。啄木、秋声

 「恋乃辻占堂日記」という風変わりなブログに、霜川の「夜の露店」という作品の一部が紹介されているのを見つけました。小説なのかエッセイ風の短文なのかわかりませんが、独特の軽いリズムをもった文体は、間違いなく明治三十年代の初期霜川のものです。
 http://d.hatena.ne.jp/tsujiurado/20080406

 これは「文芸界」という文芸雑誌に掲載されたものですが、この霜川作品が掲載された明治35年が、この雑誌の創刊の年です。といえば、この「文芸界」の主筆・佐々醒雪と石川啄木との行き違い?を想起される方があるかも知れません。
 私がこの醒雪という不思議な名をはっきりと覚えたのは秋声の自伝小説だったのですが、霜川がどのようないきさつでこの創刊されたばかりの雑誌に寄稿することになったのかも――霜川作品は第7号――知りたいところです。

 醒雪さんには、以前もこの日記に↓登場していただいたことがありましたが、今後も、少し追っかけていくことになりそうです。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=325457&log=20061004

〔追記〕
 佐々政一(醒雪)の二高教師時代の、吉野作造との子弟エピソードは、
 http://www9.ocn.ne.jp/~gakujin/dennki.htm

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