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伝説の四美神
今日は、病院に検査結果を聞きに来た、ってゆ〜か、借りてるお金を払いに来た(爆) 予約してるのに、1時間も待たされる。ロビーの長イスに座っていると、だんだん眠たくなって来る。
『Yさ〜ん、Yさ〜ん』‥‥やっと呼ばれた。診察室に入るなり、先生が言った。『Yさん!大変です!血液検査の結果、重大なことが分かったんです!』『えっ!』『実は‥‥』
ドキドキするあたしに、長い沈黙のあと先生は、左手のカルテに目をやりながら、重い口を開いた。
『Yさん‥‥あなたの血液は、RH×amと言う非常に珍しい血液で、歴史上では、クレオパトラと楊貴妃、そしてMAXのレイナさん、この3人しか持っていない、DNAに『奇跡の美しさ』の記憶を残したものなんです』
びっくりするあたしに、先生は続けた。『つまりあなたは、伝説の四美神(よんびしん)の、最後のひとりだったんです!』
『あたしが?』先生が、パチンと指を鳴らした。その瞬間、診察室の奥のアコーデオンカーテンが開き、スポットライトが当たる。そこには、クレオパトラ、楊貴妃、れいなちゃんの三人が、セクシーポーズで立っていた。三人があたしに、手招きをする。部屋中がキラキラした光に包まれ、あたしの体も発光し始めた。全身が温かくなって来て、体がフワフワと空中に浮かんだ。‥‥何て気持ちがいいんだろう♪
『Yさ〜ん、Yさ〜ん、ヨ●●● キ●コさ〜ん』
‥‥ハッ?‥‥あたしは、現実に引き戻された。そして重い腰を上げ、診察室に向かった‥‥。(終わり)
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