きっこの日記

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2006年03月15日

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さるさる日記
■2006/03/15 (水) 野口さん事件の途中経過 1

エイチエス証券の副社長、野口英昭さんが、沖縄で不審な死を遂げてから、もう2ヶ月が経とうとしてる。その間、二転三転する警察や救急隊員、ホテルの従業員などの証言の異常さもさることながら、何よりも「おかしい」と感じるのは、これほど不可解なことだらけなのに、何としてでも「自殺」として片づけ、何としてでも「問題なし」としようとする政府の対応だ。これには、ご遺族だけでなく、多くの国民が不信感を募らせたことだろう。だけど、一部の民主党議員が、この問題を必死に調査、提言しているのにも関わらず、永田のバカ野郎や前原のナンミョー野郎が足を引っぱり続けてるオカゲで、すべては自民党の思惑通りに進んでいる。

あたしのところには、1月末の時点で、ライブドアの中枢に関係している人物から、野口さんが死に至るまでの経緯を知らせる告発メールが届いていた。そこには、野口さんと沖縄のつながりや、野口さんが死の間際まで関係していたビジネスについても、すべて書かれている。あたしは、この人とは、数回のメールのやり取りのあと、電話でも話し、より詳しい情報を得ている。また、別のライブドア社員からも、野口さんの死のすぐあとに、イノシシ容疑者の側近の1人から「ここだけの話だが」と前置きされてから話されたと言う情報も届いていて、こちらの話も、前出の情報とピタリとツジツマが合う内容だった。

あからさまな大嘘をついて事実をインペイし続けている警察に対して、どんな方法を取るべきか、強引に問題を終結させようとしている政府に対して、インターネットでできることは何なのか。あたしは、ご遺族と連絡を取りながら、多くの協力者の助けを借りて、ずっとこの問題を調べて来たけど、現在は、ご遺族に強力な弁護士がつき、すべてその先生との相談によって行動しているため、日記に公開できる情報にも制限がある。だから、知り得た情報のうちのホンの一部しか書けないけど、今でもたくさんの読者から、この事件についてのメールが届くので、現在の状況を書いておこうと思う。

■2006/03/15 (水) 野口さん事件の途中経過 2

ご遺族の現在のお気持ちとしては、奥様は3月10日付で、「時間がたてばたつほど、自殺ではないという気持ちが強くなり、同時に警察の対応や国会答弁などの応答に怒りを感じています。」、お姉様は3月13日付で、「自殺ではないと確信しています。」と言っている。つまり、ご遺族にこれだけの言葉を言わせるだけの新証言が得られている、と言うことだ。先々週の土曜日に、野口さんの納骨が済み、本当なら少しは気持が落ち着く時期なのに、それどころか、数々の新証言によって、ご遺族の不信感はさらに拡大しているのだ。

3月1日の衆議院予算委員会で、民主党の原口一博議員が、警察庁刑事局長の縄田修と、国家公安委員長の沓掛哲男に対して、この野口さんの事件についての質疑をした。全文を引用すると長くなるので、要点だけをまとめて書くと、次のようになる。

原口 私はご遺族に会って、「サッカーシャツは遺族には戻っていない」と言うことを聞いたが、これは事実か?

縄田 1月19日に沖縄県警察の捜査員が、貴重品及びご指摘のサッカーシャツを含めた衣類等をご遺族に確認していただき返還していると報告を受けている。 話が食い違っているようだが、ご遺族から「受け取っていない」という申し出があれば沖縄県警察において連絡を取り事実確認をするはずだと承知している。

原口 ご遺族が警察署に尋ねたとき、「女の人が取りに来たでしょ」と言われたそうだ。現実にはご遺族は写真で見ただけで、現物も見ていないし、受け取ってもいない。また、野口さんの解剖所見について、自殺の根拠となるものはあったのか。

縄田 行政解剖の結果については、死者の名誉に関わることなので答弁を差し控えたい。沖縄県警察においては、死体の取扱いについて専門的な刑事調査官が遺体や現場の状況、関係者からの聴取などを様々な角度から慎重に真相究明に当たり、犯罪に起因するものではないと判断した。また、医学的死因の究明慎重を期すために、ご家族の了解を得て解剖したが、その結果も犯罪に起因するものではないと判断した。

■2006/03/15 (水) 野口さん事件の途中経過 3

原口 ご遺族の疑問を晴らしたい。自殺ではなく、自殺幇助や殺人であるという可能性もある。不思議なこともある。那覇空港のビデオに野口さんの姿が撮影されていなかった。これは確認していないのではないか。私の調査では、野口さんは、かつてたびたび沖縄に行かれたとき、S社のHさん宅にお泊まりになっていたということを把握している。この場ではイニシャルにしておくが、この会社名も人名も、そちら(警察)には実名で報告してある。このHさんについて、警察は把握しているのか。また、暴力団員であるAさんが16日に撲殺されている事実があるが、これは事実かどうか。また、18日に野口さんが亡くなり、沖縄県警が18:30に「野口さんが自殺した」と奥さんに電話をした同時刻に、Hさんは広島の知人に「野口さんが殺された。自分も危ない」と電話したという話もある。このような周辺の状況から考えると、暴力団関係者あるいは組織的犯罪者の自殺幇助の疑いがぬぐえないのではないか。

縄田 那覇空港のビデオの確認など個々の警察活動の具体的内容については、答弁を差し控えさせていただきたいが、指摘されている事柄を含め慎重に原因究明にあたり、犯罪に起因するものではないと判断した。個別の会社や個人の情報については、亡くなられた方のプライバシーに関わることなので答弁を差し控える。また、このような方(S社のHさん)について承知しているかどうかについても、同様の理由で答弁を差し控える。1月16日に、傷害致死事件で暴力団沖縄旭琉会の構成員が殺害された事件だが、沖縄県警で被疑者1名を逮捕して調査中である。このため捜査内容については差し控える。ライブドアと亡くなられた方、暴力団との関係は取りざたされていることについては承知しているが、コメントは差し控える。が、警察については、刑事事件として取り上げるものがあれば対処して行く。

原口 那覇署がやったことが間違っているというのではなく、その後、新たな事実や不可思議なことが起こっている。現にサッカーシャツは誰かの手に行っている。こういうものは必ず引き取りのサインがあるはずだ。ご家族のもとに戻っていないということであれば、その印を本委員会に提示して欲しい。

■2006/03/15 (水) 野口さん事件の途中経過 4

沓掛 野口さんが自殺かどうかについては、死体に異常があれば、まず警察署長が県警本部長に伝える。そこで、必ず、刑事を10年以上やり医学的知識もある刑事調査官が中心となって、その死因が何であるか調査する。今回の場合も、刑事調査官が行って調査している。調査するのは、遺体がどうか、遺体の置かれた現場がどうか、周辺の聴取により、そこで、犯罪に起因するものかそうでないかという判断をする。そして、犯罪に起因するものでないということが明らかであったということだ。その上で行政解剖を行った。いくつもの傷もあり、睡眠薬も飲んでいたので、どれが決め手で死んだのかを調査した。琉球大学医学部の教授で、経験のある人が行政解剖を行い、どの点を見てみても「自殺以外は考えられない」と言う結論になった。その後のことについては、その結論で収束しているということだ。暴力団の対策については、懸命にやっているが、この人と、野口さんとの関連については特に出ていないし、これと関連していることについては、野口さんの尊厳というものもあるし、特に「無い」と申し上げておく。

原口 野口さんが暴力団と関係していたと言うことは一切無いと思う。故人の無念、ご遺族の疑いを晴らすべく、しっかりと捜査を要求し、資料についても委員長にとりはからいを願いたい。

委員長 政府において対応願えますか。

政府 承知しました。

‥‥と、まあ、こう言ったやり取りが行なわれたんだけど、この翌日の3月2日に、ソッコーで、警察庁長官の漆間巌は、緊急の記者会見をひらき、事件性を完全否定した上で、野口さんは単なる「自殺」だと断言した。しかし、この質疑のあと、沖縄県警には、サッカーシャツを誰かに渡した時の「証拠品の受領書」が存在しないことが明らかになっているのだ。つまり、警察は、「身元も分からない人物に大切な証拠品を渡した上に、受領書もとらなかった」、もしくは、「故意に証拠品をインペイした」ってことが確定したのだ。それなのにも関わらず、質疑の翌日に、大慌てで「事件性は無い」って言う記者会見をひらいた漆間巌って、いったい何なの?

だいたいからして、国会の場で、これだけの疑惑が提示され、「しっかりと捜査」をした上での回答を求められ、政府は「承知しました」と答えたのに、わずか半日で、いったい何を「しっかりと捜査」したって言うんだろうか? 国会の場でイニシャルを出され、警察には実名まで告げられている「S社のHさん」について、警察は、わずか半日で、何を調べたんだろうか?

■2006/03/15 (水) 野口さん事件の途中経過 5

野口さんの奥様は、ご主人が沖縄に何度も通っていたことをまったく知らなかったと言う。これは、本人から直接聞いているので、あたしは、嘘じゃないと確信してる。そして、エイチエス証券の澤田秀雄社長も、直属の部下であった野口さんの沖縄行きをまったく知らなかったと言っている。ま、これは、誰から見ても大嘘だってことは一目瞭然だろうけど、何よりも、その証拠として、野口さんの自宅にあったエイチエス証券の極秘ファイルがある。ここには、そのファイル番号や内容を書くことはできないけど、その中身を見れば、野口さんの度重なる沖縄行きが、すべて社命であったことが立証できる。

そして、野口さんが亡くなったのは1月16日だけど、野口さんは、この数日前にも沖縄に行っていたのだ。つまり、野口さんは、1月になってからの2度目の沖縄行きで亡くなっているのだ。そして、1度目の沖縄行きでは、カプセルホテルではなく、ある場所に泊まっている。この場所のことも今は書けないけど、ここには、去年、イノシシ容疑者も宿泊したことがある。そして、この場所が、今回の事件の大きなカギを握っている。

また、原口議員がイニシャルを出した「S社のHさん」は、野口さんとビジネスでもプライベートでも懇意にしており、特に、去年の5月からは、ある事業に関することで、ヒンパンに連絡を取り合っていた。野口さんは、S社の東京支店に何度も通っていたし、澤田社長を同伴したことも何度もあった。また、H氏の持つ2つのケータイ番号は、両方とも野口さんのケータイに登録されていた。そして、野口さんのケータイの発信記録を見ると、1月に入ってから亡くなるまでの15日間に、H氏のケータイへ1回、会社へ1回、合計で2回、電話をしている。ここには、明確な日付けや通話時間までは書けないけど、この発信記録のデータは、ご遺族の弁護士が保管しているので、必要があれば、いつでも証拠として提出することが可能だ。

‥‥と言うことで、3月1日の質疑での、警察庁刑事局長の縄田修と、国家公安委員長の沓掛哲男の答弁を根本的にひっくり返せるだけの完璧な証言も、すでに、ご遺族は入手している。ただし、その証言は、弁護士の管理下に置かれ、奥様に開示の権限があるので、あたしの独断でここに公開することはできない。だけど、今後、必要な時期が来て、奥様と弁護士の先生の許可を得られたら、ここに公開して、縄田修と沓掛哲男の大嘘を全国に曝してやろうと思う。

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