きっこの日記

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2009年07月04日

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さるさる日記
■2009/07/04 (土) ロマンと情熱 1

今日の「釣りロマンを求めて」は、大好きな児島玲子ちゃんの日だったから、すごく楽しみにしてたんだけど、その内容が、いつもとは違って、とっても味わい深かった。いつもは、玲子ちゃんが釣りの楽しさや自然の素晴らしさをを紹介する‥‥っていう構成だから、主役は自然やお魚で、玲子ちゃんは案内役って位置づけになる。特に、釣りのビギナーをゲストに呼んだ時とかは、その人に釣らせるために、サポートに徹する。言うなれば、お客さんに釣りを楽しんでもらえるように見えない努力をしてる釣り船の船頭さんのような役割だ。

これは、経験豊富な玲子ちゃんだからこそできる仕事なんだけど、今回の釣りは、いつもとは違って、「アングラー児島玲子」にスポットをあてた作りだった。そのため、玲子ちゃんの釣りの原点、「渓流ミノー」が選択された。「ミノー」ってのは、小魚の形を模したルアーのことで、このルアーだけを使って釣ることを「ミノーイング」って呼ぶ。玲子ちゃんは、10年ちょっと前に、テレビ東京の「自由派宣言」ていうアウトドアの番組で、初めて本格的な釣りをした。それが渓流のミノーイングで、この時、まだ釣りの初心者だった玲子ちゃんが、ほとんどビギナーズラックで釣り上げたのが、47センチの大物のイワナだった。

これは、今も玲子ちゃんのイワナのレコードで、これを超えるイワナを釣ってない。もちろん、イワナだけを狙い続けてれば、10年もあれば記録更新できただろうけど、玲子ちゃんは、渓流やヘラブナからGTやカジキまで、ありとあらゆる釣りをしてるから、イワナだけを追い求めるってワケにも行かない。だから、今回は、10年越しの記録更新も視野に入れて、「アングラー児島玲子」に迫ってみる‥‥っていう、「プチ情熱大陸」とでも言うような作りだった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

■2009/07/04 (土) ロマンと情熱 2

‥‥そんなワケで、自然が相手で何が起こるか分からない釣りのロケでは、時として、台本のあるドラマや映画を超えた感動があるもので、あたしが「釣り番組ウォッチャー」を続けてるのも、そんな感動に出会いたいからだ。玲子ちゃんのDVD、「宮古島ガーラトリップ」の素晴らしさは、今までに何度も書いて来たけど、人が釣りをしてるだけのドキュメンタリーDVDなのに、観るたびに感動で涙が止まらなくなり、最後には大号泣しちゃうなんて、これこそ、釣りが「台本のないドラマ」だからだろう。

そして、今回も、三面川に何度も通ってるベテランの辺見哲也さんが、ヤマメやイワナを釣り上げて行く中、玲子ちゃんはなかなかヒットしない‥‥って状況が続いてった。ようやくヒットしても、ウグイ(ハヤ)だったり、使ってるミノーとおんなじくらいのプチヤマメだったり。でも、玲子ちゃんは、「どうしてココでこのサイズを釣っちゃうかな〜」とか言いつつも、「でも、ちっちゃいほうがキレイで可愛い♪」って言って、笑顔でやさしくリリースしてた。玲子ちゃんにとって、もちろん、お魚の大きさや記録も大切だけど、それ以前に、どんな大きさのどんなお魚でも、大自然の中でお魚と戯れることが楽しくてしょうがないのだ。

で、今回は、「アングラー児島玲子」にスポットをあてた「プチ情熱大陸」だったから、釣りのシーンの途中に、釣りに対する思いを語る玲子ちゃんのカットが入ったりして、ファンにはたまらない作りになってた。だけど、釣りのシーンの途中に、突然、温泉の入浴シーンが登場したのにはぶっ飛んだ。玲子ちゃんの釣りのシーンと入浴シーンとの合体ロボは、あたしにとってはウニとイクラが半分ずつ乗ったドンブリみたいなご馳走だけど、それにしてもトートツすぎた。ずっとお目当てのイワナがヒットしなかった玲子ちゃんに、ようやく大きなヒットがあって、弓なりになった竿を構えて「来た来た来た〜!」って言ったとこでCMに入り、CMが明けたら、釣りに対する思いを語るカット、そして、入浴シーンって、まるで「入浴シーンが来た来た来た〜!」って言ってるみたいで、ある意味、ものすごい高度な編集だった(笑)

■2009/07/04 (土) ロマンと情熱 3

こうなって来ると、最後に大物のイワナを釣り上げて、計ってみると53センチで、ついに10年ぶりに記録更新!‥‥っていう感動のエンディングが待ってるって期待しちゃうワケだけど、入浴シーンから釣りのシーンへと戻り、やっとのことで玲子ちゃんが釣り上げた大物は、41センチの巨大ウグイだった。ここまで成長すると、もう「マルタ」って呼んでもよさそうな巨大ウグイだったけど、お目当てのイワナじゃなかった。でも、玲子ちゃんは、「手元に来るまでイワナだと思ってドキドキしてた」「魚の種類や大きさじゃなくて、このドキドキを与えてくれるのが釣りなんだって思う」って言ってた。

そして、最後には、田辺さんと一緒に、村上市の割烹に行って、イワナ田楽の木の芽味噌や、イワナの唐揚げや、イワナの炊き込みご飯などの「イワナ尽くし」を楽しんだ。後半まで、ずっと「プチ情熱大陸」だった番組が、最後の最後に「プチいい旅夢気分」になっちゃったってワケだ。でも、それはそれで、とっても楽しかった。何でかって言うと、これだけ「プチ情熱大陸」「プチ情熱大陸」「プチ情熱大陸」って繰り返して来たことから、カンのいい人はすでにピンと来てたと思うけど、ついに、玲子ちゃんが、本家本元のTBSの「情熱大陸」に登場しちゃうのだ!

6月の半ばから、「釣り番組の撮影をしてる玲子ちゃんを別の局のスタッフが撮影する」っていう玲子ちゃんへの密着取材が続いてる。だから、放送では、釣り番組の裏側も分かるってワケだ。玲子ちゃんの自宅の釣り道具部屋なんかも取材したそうだし、今は、青森のマグロ釣りに初挑戦するために、ジムに通って筋トレをしてるから、そうしたシーンから青森のマグロ釣りのシーンまで、すべて網羅されるだろう。放送予定日は8月2日で、玲子ちゃんのお誕生日、7月20日のすぐあとだから、あたしたちファンにとって嬉しいことは当然として、玲子ちゃんにとっても、素晴らしい記念の番組になると思う。

■2009/07/04 (土) ロマンと情熱 4

やっぱり、「情熱大陸」で取り上げられるってことは、その分野で「本物」だって認められたことだから、ファンであるあたしとしても、自分のことのように嬉しい。今日の「釣りロマンを求めて」で、玲子ちゃんは、「私にとって、釣りは人生そのもの」って言ってたけど、この言葉の裏側に、どれほどの努力と、どれほどの涙があるか、10年以上、ずっと玲子ちゃんを応援して来たあたしには、この言葉の重みが痛いほど分かる。そして、8月2日の「情熱大陸」では、そうした、ふだんはテレビに映らない部分の努力も映し出されるんだから、想像しただけでも感動して涙が出てきちゃう。

‥‥そんなワケで、最低でも年間の釣行が200日を超えるハードスケジュールの玲子ちゃんだから、自宅に帰れるのは、次の釣りのために道具と着替えを積み換えるだけ‥‥なんて時も多い。以前、玲子ちゃんのスケジュール表を見せてもらったことがあるんだけど、3ヶ月くらい先まで真っ黒だったのはともかくとして、その内容にビックル一気飲みだった。たとえば、1週間の海外遠征から帰って来たと思ったら、翌日には九州に飛び、次の日に中国地方に行って、ようやく自宅に帰って来たのもトコノマ、翌日の早朝には自分で車を運転して茨城へ‥‥ってふうに、ほとんど休む間がなかった。その3ヶ月の中で、丸1日がお休みの日って、たしか4〜5日しかなかったと思う。

だけど、あまりにもスゴイのが、久しぶりのお休みの時だ。玲子ちゃんは、1年に1回か2回、1週間とか10日とかの長期休暇を取るんだけど、その休暇に何をしてるのかって言うと、ナナナナナント! 釣りに行っちゃうのだ! それも、「三浦半島でウミタナゴを釣る」なんていうレジャー気分の釣りじゃなくて、「チョー大物を釣るためにナントカ列島へ遠征」なんていう大冒険に出発しちゃうのだ!

あたしも、ハドソンさんからいただいた「めざせ!釣りマスターDS」で、ニポン各地から世界のアチコチに至るまで釣り歩いてるけど、それとおんなじことを実際に、この地球でやっちゃってるんだから、あまりにもカッコ良すぎる。自分の経験不足と体力不足とでGT(ジャイアントトレバリー)を釣ることができなかった時には、何年も掛けて経験を積み、おんなじ場所へ行き、その夢を叶える玲子ちゃん。今回のマグロ釣りみたいに、チョー大物に挑戦する時には、ジムに通ってトレーニングをして、男性に劣る筋力や体力を鍛える玲子ちゃん。

■2009/07/04 (土) ロマンと情熱 5

書籍版「きっこの日記 R」の中の玲子ちゃんとの対談にも出て来るけど、2005年の夏の伊豆下田でのカジキ釣り大会で、玲子ちゃんは、大会のレコードになるほどの大物、197.6キロのクロカワカジキをヒットさせた。だけど、デッドダイブされちゃった。デッドダイブってのは、ルアーに食いついた大型の魚が、一気に100メートル以上も潜っちゃって、仮死状態になっちゃうことだ。こうなると、深海の水圧が魚体に掛かるため、ものすごい抵抗でリールを巻くことができなくなる。それこそ、リールのハンドルを1回転させるのに5分も10分も掛かるほどで、100メートル以上も出てるラインを巻き取ることは、男性でも難しい。もちろん、誰かにリールを巻いてもらったら失格になっちゃうから、ルールとしてもマナーとしても、自分で巻かなきゃなんない。

だけど、玲子ちゃんは、真夏の船のデッキの上で、6時間半、ずっとリールを巻き続けて、ミゴトに釣り上げたのだ。結局、港に戻った時には、計量時間が過ぎてて失格になっちゃったけど、それでも、自分の力で197.6キロのクロカワカジキを釣り上げたっていう事実は変わらない。この時のカジキのビル(鼻先のツノ)は、剥製になって玲子ちゃんのお家に飾ってあるけど、どれほどの価値のあるものかは、6時間半、諦めずにリールを巻き続けた玲子ちゃんにしか分からないだろう。普通の力だとビクともしないリールのハンドルに、全身の力を込めて、1センチ、2センチと動かしてく。やっと1回転させても、わずか数十センチしか巻き取れてない。真夏の太陽の下、吹き出す汗をぬぐいながら、終わりのないような努力を続けた結果が、この出会いと感動なのだ。

玲子ちゃんは、この日の夜は筋肉痛で苦しんだって言ってた。こうした「見えない努力」ってのは、他人のことばかり気にしてる人にはできないことだ。「アイツには負けたくない」っていう気持ちがあるうちは、まだモノゴトの本質が見えてないから、何をやっても長続きもしないし成功もしない。だけど、「自分自身に負けたくない」ってとこに到達した時、人は変わる。今日の「釣りロマンを求めて」で、玲子ちゃんは、こんなことを言ってた。

「やるだけやってダメなら、諦められるようにもなって来たんですけどね、昔に比べれば‥‥。でも、やってみないと気が済まないんですよね」

■2009/07/04 (土) ロマンと情熱 6

ダメだった時の気持ちの切り替えができるようになったのは、数々の経験を積んで、モノゴトの本質が見えて来たからだと思う。「宮古島ガーラトリップ」は、今から9年前、初めてGTにチャレンジした玲子ちゃんが、朝から晩までルアーを投げ続けたのに、結局、釣れなかったってシーンから始まる。必死にがんばったのに、釣れなくてガッカリしてる玲子ちゃんに、船長のトラさんは、笑顔で「釣れない釣りも釣りなんだよ」って教える。

釣れなかった時こそ、教わることがいっぱいあるってことだ。このトラさんの言葉が、玲子ちゃんに、たくさんの気づきを与えた。そして、玲子ちゃんは、この「釣れなかった釣り」から、自分の知識不足、技術不足、体力不足に気づいて、ラインシステムの勉強から基礎体力をつけるトレーニングまで、コツコツと努力を積み重ねて来た。そして、6年後、十分に経験値を上げた玲子ちゃんが、宮古島のGTに再チャレンジする‥‥っていうドキュメンタリーだ。台本もヤラセもない自然が相手のドキュメンタリーだから、いくら経験値を積んで来たからって、必ずGTを釣り上げられるって保証はない。現に、何度もGTを釣ってるベテランだって、1匹も釣れないボウズの日だってあるからだ。だけど、この日は、海の女神が玲子ちゃんに微笑んだ。きっと、6年間の努力を雲の上から見てたんだろう。この大感動のエンディングは、今、こうして文章を書いてるだけでも、目頭が熱くなって来る。

‥‥そんなワケで、あたしは、見えないとこで人の何倍も努力をして、人前では涼しい顔をしてる人が大好きだ。玲子ちゃんは、つらいこと、悲しいこと、泣きたくなるほど悔しいことをいくつも、自分の努力で乗り越えて来て、今の場所に立ってる。もちろん、トラさんの言葉のように、周りの協力や助言もたくさんあっただろうけど、そうした種に水をやって育て、大きな実を結ばせのは、玲子ちゃんの「見えない努力」なのだ。そして、その努力の結晶の1つが、8月2日の「情熱大陸」だ。そう思うと、まだ放送を観てないどころか、今、密着取材をしてる途中だってのに、あたしは、今からウルウルしちゃってる。とにかく、「玲子ちゃん、おめでとう♪」って気分の今日この頃なのだ。

■2009/07/04 (土) 森田健作氏が今になって自民党を離党

「森田健作氏が今になって自民党を離党」(世田谷通信)

3月29日に投開票の千葉県知事選で、自民党の支部長でありながら「完全無所属」を謳って選挙活動し、有権者を騙して当選した森田健作氏(本名・鈴木栄治、59)が、7月1日付で自民党に離党届を提出し、3日付で受理されていたことが分かった。これまで「自民党とはいっさい関係ない」「私が完全無所属と言っているのだから完全無所属だ」などと支離滅裂なことを言い続けて来た森田氏だが、これで自民党員だったことを自らが証明したことになった。森田氏は4月15日付で市民団体などから公職選挙法違反(虚偽事項の公表)や違法献金の容疑で刑事告発されているが、今回、森田氏が自民党を離党したのは、森田氏の捜査をしている千葉地検特別刑事部の判断の日が迫って来たためと思われる。千葉地検特別刑事部は「100日以内に立件するかどうか判断する」と言っており、その期限が7月下旬なのである。そのため森田氏は今になって自民党を離党して少しでも心証を良くしておこうと考えたのだろうが、自民党のバックがなければ違法献金問題は立件されてしまうという前例を西松建設事件が見せてくれたので、この森田氏の判断はマイナス要因にしかならないだろう。(2009年7月4日)

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